イタリア、スペインで仕入れてきた数々の食材…ってほどのこともないけど、よくもまあこれだけ(他にも瓶とチーズあり)重たいものを引きずって移動しました。自分を誉めてあげよう。
マジで、5cmの段差が命懸けだったんです。
日ごろもけっこう力仕事はするけれど、腕力だけで何かを持ち上げたり動かしたりすることはなくて、だいたいウエイトをのせて力を入れるので、もっと重いものも軽く持ち上げるけど、スーツケースは感覚的には500kgぐらいに感じた。
左から、イタリアの小麦粉。よくイタリアの料理本を見ていると、小麦粉のところにfarina"00"という風に書いてある。とうとう、手に入れた"00"です。
いちばん細かく挽いてある、精製度の高い小麦粉だそうだけど、日本の小麦粉となんか違うのだろうか・・・。
実はこういう小麦粉じゃなくてセモリナ粉を買ってくるべきではなかったかと後悔している。
作りたいラビオリにはセモリナ粉も必要なので、セモリナ粉は帰国後ネットで購入。
やってることがなんかおかしいと思うけど、あれ以上のものはもはや絶対に持ち帰れない、という荷物を詰めていたので、これはいたしかたのないこと、と自分を納得させている。
次がスペインのオリーブオイル。カタルーニャに行ったのに、アンダルシアのオイルを買ってきてしまった。こんなブルーの瓶珍しいし、"月"ものには弱いのです。
わかる単語も拾い読みすると、なんか品質がよさそうな感じだったし。
どうでしょう、おいしいかな?
それからモデナで買ったバルサミコ、8年もの、9年もの、2年もののビアンコ。このバルサミコビアンコで白いんげん豆のサラダを作ってみようともくろんでいる。多分、おいしいと思う。
ワインは向かって左がモデナで買ったボローニャのカベルネ、右がリオハ。
このリオハ、何かのワインのコンテストみたいなので金賞をとった、みたいなこと(私のレベルではそのくらいしかわからない)が書いてある。期待感、高まる。
ポルチーニは見るからに大きな切り身に見えるけど、隠された下の段の品質が気になるところ。
パルメジャーノはこれで500g。やっぱりこいつは現地で買った方がずうっとお得。味見をするときすごくでかいかけらを渡されたので「Troppo grande !」と食べるのを躊躇したけど、店の兄さんは誇り高く「Parmegiano è buono.」と言い切った。
おいしいんだからそんなのすぐ食べちゃうよ、と言いたい様子。確かにおいしかったけど、残念ながら去年買ったのには及ばず。でもその後別の店でもっとおいしいのを見つけたので、さらに200g強買い足した。
パルメジャーノを500g買ったのはモデナのバルサミコを買った店だったので、私はここですごい金額の買い物をしたため、兄さんは呆れていたけど、PARMEGIANO REGGIANOのロゴ入りナイフをオマケしてくれた。
こういうの、嬉しいんだよね~。
これらを使った食事会は今度の日曜日に開催されるため、私は今、メニューの思案に忙しい。こういう楽しい忙しさなら歓迎だ。
西伊折衷メニューでいこうと思うので、久しぶりにパエリヤを作ろうと思ってます。
錆びたパエリヤパンをなんとかしなくては・・・。