昨日はバーゲンの帰りに友人K宅でプチ新年会を開いた。
忘年会のときに飲みきれなかった
発泡にごり酒を、早いとこ飲んじゃおう、というのが主旨である。
忘年会の余韻がまだ残る中、気合はいれずに「まあ飲みましょう」というテーブルをセッティング。
そんなときはやっぱり手軽な
鍋でしょう。
銀座のデパ地下で買った鱈と白子の鍋セットには、出汁の素やすだちポン酢がパックでついていて、それをそのまま使用。
おお~、旨そう! そろそろ頂きましょう。
お酒は山口県のもの。
I駅から徒歩数分のところにある「ちょっとイケてるかもしれない酒屋」で購入。
この酒屋、
天狗舞山廃吟醸が置いてあるので私にはイケてる酒屋なのだが、
他の酒を買ったことがなかったし、日本酒消費量は少なく滅多に来ないので、本当にイケてるのかどうかはよくわからないでいた。
が、ざっと見渡すだけでも、その辺の酒屋どこにでもある、わけではない品揃え。個性的で気にはなっていた。
今回初めて天狗舞山廃吟醸以外のものを買ってみたのだが、この先ちょっとオジサンかオバサンと仲良しになって、おいしいお酒を教えてもらいたいな、という気がしてきた。
発泡にごりは濁ったところが沈殿しているのでゆっくりと混ぜ合わせなくてはならないが、油断するとすごい勢いで吹きこぼれるのでちょっとコワイ。
慎重にゆっくり数回上下逆さにしてから開け(今回は成功!)、備前焼の杯で頂く。
お。にごりなのにスッキリしていておいしい!
そして、作ってみたかったのに忘年会で作り損なったという、
アボカドとかぶと納豆の和え物を今回作ってもらった。
この料理のコンセプトは、食べすぎ飲みすぎを防止する、というところにあるそうで、確かにかぶのしっかりした歯ごたえと、納豆とアボカドの異色の組み合わせは、人を現実に引き戻す作用があるように感じられた。
会の真ん中辺で食すのがオススメのようである。
正月3が日のうちに新年会ができるなんていうことは仕事の関係上ほとんどないので、
なかなか嬉しいプチ新年会だった。
手料理するのもされるのも楽しいけど、料理しないで手を抜くのもそれはそれでいいもんだね。