例の
魚の店。
たまたま、寄った日が2回続けて休みだった。
先日は開いていたので寄ってみたら、
「やあ~、久しぶり。引っ越しちゃったのかと思ったよ。」と言われた。
いえ、居ます。
この日先客はカウンターにひと組だけ。
マスターは馴染みらしいその客と既に飲みに入っていて、ちょっと酔っ払っていた。
娘さんの方はそれをカバーすべく、しゃきしゃき働いていた。
私がいつものように料理の写真を撮っていると、マスターは先客に、
「写真とってブログに載せてるんだって。
宣伝してもらってるんだ。」
と説明しているのが聞こえた。ヤバ。
だって、最初に
「次回からはお料理も画像でレポートします。」なんて言っておいて、 まだ一度もレポートしていない。
なぜかというと、店には行っているし写真も撮っているのだが、どうも料理がきれいに撮れないのだ。夜、蛍光灯の下できれいに撮るのはなかなか難しい気がする。
で、結局紹介しないまま写真はすべて削除の刑。
宣伝・・・できてません。(このブログの
宣伝力ってのも、どうかとは思いますがね。)
しかし今回、
レポートしなくちゃモードに切り替わって、初めてまともに取れた一品を紹介。
っつっても、料理というジャンルじゃないかもだけど。
「今日しか食べられないからサービスするよ。」とマスターが出してくれた白魚。
明日にはもう生では出せませんからね。
おろしに醤油をたらしてしゅるるっと頂き。うふ。
そして何気なく箸の先を見ると、こんなふうに一匹張り付いていた。身体はっての何かの直訴?
まじまじ見ると、食べちゃうのが可哀想なくらいかわい顔をしているような。食べちゃったけど。
仕上げにいつも
お茶漬けだけど、今日は
焼きおにぎりにしてみた。
以前、
天ぷらの盛り合わせを頼んだとき、
「天つゆ? 塩?」
ときかれて、間髪いれずに
「塩。」と即答してマスターにも娘さんにも
「は・・・早い!」と驚かれた。
塩は、私がいちばん愛する味だと自分ではもう知っているので何と比べても考える必要はない。選択肢に塩がある以上、選ばれるのは塩と決まっている。
久しぶりだったにもかかわらず、この日も天ぷらを頼んだら、何もきかれずに塩がついてて出てきた。
しかし、
焼きおにぎりは
「醤油? 味噌?」ときかれたので、選ぶのに1秒だけ時間を要した。しかし、順当にいって選ばれるのは味噌である。
こうばしく、日本人としてホッとする味噌の味。
私としては、この店、是非、定食か丼ものをおいて頂きたい。
飲む元気がないくらい疲れ切っているとき、食べて帰れたら幸せだと思う。