いやあ、ミステリー系は頭が疲れる。これは娯楽なんかじゃない。何かの頭脳訓練だ。
スピード感のあるスリリングな展開にどきどきしながら字幕を読み映像を見て、なおかつそれらから今起こっていることの状況を意識して理解しなくてはならない。眺めているだけではわからなくなってしまうのだ。
舞台はフランスなので、台詞がフランス語のときは日本語字幕の場所に英語字幕が入り、日本語字幕は端においやられてしまう。
そのことに気がつかず、初めて出てきたフランス語の台詞の意味を見逃してしまった。ちょっとの間、話の展開を見失うが、徐々に挽回できたのでよかった。
大昔、「JFK」を見たときも、上映中ものすごく緊張して脳みそがフル回転して、おもしろかったけれども、終わったときにはぐったりしていた。
私は、このダ・ヴィンチ・コードに関しては、映画を観るよりは原作を読むことをオススメします。自分のペースで理解しながら進むことができるから。