今月の初め、義姉がなかなか予約が取れないという代々木のビストロに連れて行ってくれました。
お料理はリーズナブルでボリュームがあり、おいしい!
ワインが飲める人しか行けない店だそうで、置いてあるのはフランスワインだけ。というのを義姉は申し訳なさそうに言ってましたが、フランスワインはやっぱりワインの王道。
確かに私はイタリアワインをこよなく愛してはいますが、大事なのはワインがイタリア産かどうかではなく、お料理と合っているかどうか、です。
その日はけっこう寒かったのですが、少しずつ暖かい日も増えてきていて、気分は春に傾いている時季でした。
フランスワインなら、好みでいえばボルドーですが、その日の気分はブルゴーニュでした。濃厚なチーズとボルドー、というよりも、軽快な爽やかさを身体が欲していました。
その欲求は満たされました。
最初は砂肝のサラダ。とても・・・不思議ないでたちなのですが、これが美味しいのです。葉っぱ類やトマトなど、当たり前にサラダにする野菜のほかに、メロン、パイン、オレンジなどの果物もてんこ盛で、その下にはほどよい味がついた砂肝がたっぷり。それでもっててっぺんには生ハム。
一見戸惑ってしまうのですが、食べれば戸惑いも払拭。絶妙なバランスがとれています。ワインは白のスパークリングで、爽やかながらしっかりした味わいでした。ただ、ワインのボトルは撮るの忘れてしまいました。
次は米茄子にポテトを挟んでトマトとバジルのソースをかけたもの。
米茄子というと挽き肉やチーズを挟むものだと思っていましたが、ポテトとは驚き。
優しくとろりとしながらも、こってりではなくあっさりした味付けで、こちらも初めての体験。茄子とポテトとトマトとバジルのバランスが絶妙でおいしい~。
うん、こっちはちょっと真似できるかも、と早速考え始めます。ゆる~いマッシュポテトの味が決め手になりますね。クセのないベーコンと、パルメジャーノを少し、牛乳で緩く溶いて…塩加減はどのくらいか…。
メインディッシュは霧島鶏のコンフィだったのですが、これも撮り忘れ。
だいたい宴もたけなわになってくると、撮り忘れますね。
表面の皮がこんがりぱりぱりに焼けて、見た目もとってもおいしそうで、食べてもとっても美味しかったのですが、記録に残せず残念。
ワインは2本目に入り、「爽やかな赤」と頼んだところ、店員さんは「ピノ・ロワールで」と言って持ってきてくれた瓶には大きな字で「ブルゴーニュ」と書かれてありました。
やったー、今日飲みたかったブルゴーニュの赤! 大満足。 ホント、爽やかでとってもおいしいピノ・ロワールで、料理との相性もばっちりでした。もちろん、ボトルの姿は撮り忘れ。
最後には甘いモノを。こちら、チーズ味のアイス。
チーズケーキはよくあるけど、チーズのアイスは珍しい。でも、サーティーワンやハーゲンダッツのフレーバーにもチーズ系ってあったよね。こちらも大変おいしかったです。
お喋りも楽しく、料理もワインもおいしく、おでかけしてお食事、というのは、女性が生きていくためには必要なイベントだとつくづく思いつつ、茄子料理のアレンジ再現に密かに意欲を燃やしている次第です。