5週目だから復習だった。ショーペロでバスが来ないから、というすごく自然な理由で。
復習の後、いつもの3人衆で
manuale d'amore「イタリア的恋愛マニュアル」を観に行く。
そこで映画の紹介があった。
それぞれ「恋」「危機」「浮気」「別離」というテーマをもつ4つのエピソードのオムニバス。
恋愛映画ってあんまり好みではないけれど、これは楽しそうだ。
一応番組はドラマ仕立てになっていて、映画の後、3人衆がおしゃれなカフェでお茶をしていると、映画でマドンナ役だったイタリア人女優の
Jasmine Trinca ジャスミン・トリンカが同じカフェで誰かを待っている、という信じられない現実に直面し、3人はそれぞれに彼女にアプローチをかけることになる。
ジャスミン・トリンカは最近注目の若手女優だそうで、日本でも人気が出ること間違いなし、だとか。さわやかでかわいい感じの女の子だ。
3人ともアプローチが撃沈に終わった後、マリアも登場してジャスミンにインタビュー、という形式。そこで映画の内容に関連して恋愛がらみの質問にジャスミンがかわいく答える。
好みのタイプは、という質問に、
「恋愛に規則はないから答えはないわ」
ええ、確かに規則はないけど・・・。
3人衆のアプローチがどれもひどかったことに話が及び、
「でも、恋にはかっこ悪いことから生まれる何かもあると思うの」
あるある、と、私も思う。かっこいいのって、いいんだけどそれだけでオシマイ、みたいなところがあって、なんかうすっぺらい。
だけど、かっこ悪いのって、誰も意図してカッコ悪くしようとは思わないわけで、そこに何かがあったりしません?
「愛にも笑いがなくちゃね! 神聖になりすぎると恋愛もうまくいかなくなるものよ」
なるほどー。愛にも笑い、ね。その通りかもしれませんね。さすが、イタリア人。
私もそのスタンス、もらった!
この映画、公開は7月。スクリーンでカワイイジャスミンに出会えるのを楽しみにしてるよー。