相変わらずいまいさんな仕立てのドラマで今週学習するのは年齢の尋ね方。
尋ね方は知っていても、答え方のバリエーションがなくて、ちょっと不便だと今まで思ってたけれど、そういう意味では今週はちょっとためになった。
だって、これはきくことよりきかれることの方が断然多いのです。
丁寧ではなく、くだけた感じで年齢をきく。
Quant anni hai ?
逆にいくつに見えるか聞き返したい、とずっと思っていたけど、ちょっと考えれば簡単なフレーズだった。
Quant anni ho ?
動詞を二人称から一人称に変えればいいだけだった。つまり、相手に向かって「私は何歳?」ときけばいいわけだ。
それから「それは秘密です。」
É un segreto.
「触れずにおきましょう。」
Lasciamo stare.
と、これだけのフレーズが分かればその場は満足におさまりそうだ。
でも、マッテオって本当に31歳!?
私は27歳くらいだと思っていたけれど・・・。そう言われてそのつもりで見たら、けっこうオジサンかなぁ・・・?
料理のコーナーでは
リコッタを使ったデザート、
RICOTTA DOLCE AL CACAOが紹介されていた。おいしそうなような、ちょっとひいちゃうような・・・。
でも、うまくいけばわりとさっぱりした感じのいいドルチェになるかも。試してみる価値はありそう。
バーニャカウダの次はリコッタブームかしら・・・。
音楽のコーナーは、前回よりはマシだと思われる。
今月前半のエンディングテーマになっていた
Caparezzaというアーティスト、あんまり関心がなかったけど、モルフェッタの出身で、Caparezzaというのはプーリア方言で「縮れ頭」という意味、と知り、急遽関心を持つ。爆発的な長髪パーマ。うーん、顔はこてこてのプーリア人だ・・・。
そして、これはラップだったのね。気がついてなかった・・・。そう思って聴くと、ちゃんと韻を踏んでいた。
日本でも有名な
Giovanottiが何年か前、言語とラップについてこの番組で語っていたことがある。
ラップも英語圏でうまれた音楽だから、子音の連続に音楽がとっても馴染むのだそうで、母音の多いイタリア語ではけっこう書くのが難しく、歯切れが悪くなってしまいがちで、そこを工夫している、みたいな内容。
日本でもラップって流行ったことあったけど、なーんか不自然でいまひとつかっこよくなかったのって、やっぱり日本語も母音が多いせいかもしれないな、なんて思った。
そして今回、ラップであることに気付きもしなかったという、私はこの手のセンスは皆無って感じ。
今月後半のエンディングテーマはイタリアンパンクポップのグループ、
Finley。こちらはミラノ近郊のレニャーノ出身のイケメン4人組・・・と紹介されていたけど、それは好みの問題でしょ、と思いました。
自分が若者に戻ったような(まー今でも若者っちゃ若者だけど・・・)気分になる、日本の一昔前のヒット曲を思わせるようなこの曲調、好きです。
真夏に部屋の窓全開でいやいや掃除をしながら聴いていたい曲。
CD買っちゃおっかなー・・・。