「豆を送れ」という指令が某社の某K氏から届いたので、この20年近くに渡る恩をあだで返さないために、私は今日、落花生が名産のお隣H市まで出かけた。
こんな暮れに・・・と思ったけれど、某K氏の誕生日がもうすぐであるし、「なんでこんな差し迫った時期に!」と文句を言ったら「それでこそお前の誠意がわかる。」と返され、誠意を示すしかなくなった次第である。
H市は大きな運動公園があるので高校時代によく部活動で来ていた。
しかし。さすがに時は流れ、もはや当時の面影もないくらい、駅前は変わっていて、
どっちに出れば知ってるロータリーなのかさえよくわからず、おろおろしてしまった。
その豆屋の名は
「豆峰商店」 。
私はその店を知らなかったので高校時代の友人に場所をきいた。
有名だというのでどんなに立派な店舗が待ち構えているかと思ったら、
トタンの民家の玄関先みたいな店先に長蛇の列。
入り口はガラガラガラっと手で開けるガラスの引き戸で、古きよき時代、みたいな。
そうか。こんなところにローカルな名産が、そういえばあったんだね。
小田急線で10分下っただけなのに、いい意味で妙に田舎で、丹沢が迫る!
天気はいいし、空気はきれいだし、上りばっかりではなくて下りもなかなかのものでした。