東郷青児美術館では、奥まった暗い部屋に常設展示の
ゴッホの
ひまわりがある。その両脇には
ゴーギャンと
セザンヌがある。
私はこの3枚を比べる限り、好きなのは即決でセザンヌだ。
理由はわからないのだが、さして上手そうにも見えないのだが、フランドル絵画のような写実的な技法の法が私は本来好きなはずなのだが、
なぜかセザンヌの描く
りんごがたまらなく好きなのである。
セザンヌの風景画は関心がない。セザンヌの他の静物にも興味がない。なぜか魅了されるのは
りんごに限定されている。不思議だ。
この美術館所蔵のこのセザンヌには、
りんごが描かれている。
そしてその次の部屋には東郷青児の絵画も展示されている。
以前にもこの常設展示は見たことがあるはずなのだが、今回、ものすごくハマっちゃったのがこれだ。
超現実派の散歩という題。
この絵、また意味や理由はよくわからないのだけど、すごくかわいい。
不気味かわいい。
こんな夢を見ながら眠りに就いたらぐっすり眠れそうだ。
あまりに気に入ってしまったので、最後にショップで絵葉書の他に、眼鏡やアクセサリーを拭く時に使うクロスと、携帯ストラップも買ってしまった。
このストラップ、かなり変だ。おかしい。これだけ見たら正体不明だ。その、怪しいところがたまらなく気に入ってしまった。
さて。ほんわかのほほ~んとした夢でも見ながら(見られるといいけど・・・)寝るとするか。