プランタンに行く前に、「お茶する?」と寄ったのがドミンゲスの奥に映っているスペインバー
バニュルス。
カタランバーと歌ってといるが全然カタランじゃない。だけど料理はなかなかおいしいと思う。カタランじゃないけど。
少し前までこの時間帯、飲み物オンリーだったのに、おつまみが食べられるようになっていた。そうだよね、バルなんだから、当然そうしてもらわないと。
カウンターはワインの木箱とコルクで飾られている。
コーヒーも飲めるのだが、お茶にするはずだったのだが、注文したのは…。
なぜかビールとサングリア。あれ?
入り口は広く開けきって外と接していて、午後の穏やかな日差しと風が店内に入り込み、とても気持ちがよい。外のアスファルトのと通りを歩く人たちをウォッチングする。
今年は一緒にプーリアに行けない友人Aが呟く。
「そうか…もうすぐ行くんだね。そして帰ってきたら、またしばらく日本がとてもつまらなくなるね。」
「そうね、今、ここでこうしてゆっくり過ごしていることがこんなに幸せだと思っているのにね。つまんなくなっちゃうんだよね。」
出発まで2週間をきった。