2冊もイタリアワインの本を衝動買いしてしまった。
ふと目に留まったのが「たでぬま さわ」という著者名。
3年位前のテレビイタリア語会話のスキットに、彼女はソムリエの学校に通うローマ在住の女性として出演していたのだ。
本のタイトルは「ゼロからわかるイタリアワイン」。
1冊、とても堅い感じのイタリアワインの本は持っていて、ブドウの品種を調べたり、行く地方の有名なワインを調べたり、辞典的に使ってはいたが、
さわさんの本は、イラストも豊富だし構成も初心者向きでわかりやすく、実際にオススメする個性的な11銘柄が写真入で紹介されていたり、イタリアワインの品揃えが豊富な通販ネットの紹介があったりと、かなり実用的だ。
それを手に取ったときに、また別の背表紙が目に留まった。
「イタリアワイン最強ガイド」。
最強? どんなふうに強いというのだろう。
それも手にとってぱらぱらめくってみると、文章がつらつらと綴られている、語り形式のガイドになっている。なかなか惹きつけられる文体だ。
そして表紙の帯を見て私は吹き出した。
「闘うワイン商、フランスワインに喧嘩売ります!」
よし、その根性気に入った。買って進ぜよう。
というわけで、イタリアワインにますます近づく予感。