「世界の果てでも漫画描き③」のおかげで、テルマエ・ロマエ熱はすっかりぶり返してしまい、次イタリアに行ったときには買ってこようと思っていたテルマエ・ロマエのイタリア版は、我慢できずに日本に居ながらにして買ってしまいました。
日本ではイタリアのテルマエ・ロマエは買えない…と思いかけて立ち止まり、今の世の中買えないものなんてあるのか? と思いなおしてネット検索したら、ありましたよ、漫画を読んでイタリア語を学ぼう、みたいなことをうたっているネットショップが。
なぜか4巻までしかなかったのですが、1巻だけにしておくかどうするかさんざん迷った挙句に結局1巻から4巻まで注文してしまいました。
ミラノから郵便で届くそうですよ。送料2000円。イタリアまで買いに行くこと考えれば、安いでしょ。
イタリアの友人にメールでしつこくきいてみたところ、テルマエ・ロマエについては見かけたことはあるがよく知らない、とのこと。
親日家なら乗ってて来そうなストーリーだと思うんですが、これについてたいした関心は払ってもらえず、イタリア人とテルマエ・ロマエについて語る、というのは無理でした。
それでも、イタリア人がこの話をどう受け取るかを知りたくてたまらない私は、イタリアのサイトで漫画や本を口コミみたいに評価しているページをみつけ、テルマエ・ロマエのところを何人分かプリントアウトしてみました。
これをiPhoneアプリのイタリア語辞書を駆使して読むのです。
最初の方は10段階評価の4しかつけていないので、とても辛口評価ですが、なぜか随分と長いコメントで、もういい加減読むのやめて寝なくちゃ、と思って、先が気になりつつもやめて、今私は寝ようとしているところです。明日も5時半に起きて弁当作るんだから。
どうもこ方は、古代ローマの描写が正しくない、というところに不快感をあらわにしているようで、うんざりするほど同じような話の退屈な繰り返しだ、と述べ、2巻以降読む気にならず放ってあるようです。
この方は漫画にいったい何を期待しているのでしょうねぇ・・・。
しかしざっくりと批判した後、これからもっと細部の批判をする様子ですが、これもイタリア人の感想のひとつですから、それが「知りたくてたまらない」私は、いいことばかりではなく、それ以外のことにもちゃんと目を向けようと思います。
今まであんまり出会うことのなかったネガティブなイメージの単語がいくつも覚えられそうだ・・・。