ある日、キッチンの引き出しから上新粉が何袋も出てきて驚きました。そういえば、これも随分前に、料理雑誌に上新粉で作るクッキーみたいなのが載ってて、作ろうと思って買ってきたものでした。
そうか…確か昔のオレンジページだったな…また探してみよう、あの記事…と思っていました。
あるとき、タニタのレシピ本の3冊目が店頭に並んでいるのを発見し、どうしよう、買おうか・・・やっぱりクックパッドのレシピは味が濃いしな・・・と思いながら見本をパラパラめくっていると、この巻は巻末にスイーツのレシピも出ているのが目にとまりました。
もちろん、タニタ的スイーツです。
最近旦那が食後に甘いものを欲しがるようになって、今川焼とかクリーム大福などを買ってくるようになったので、おかずのカロリーを落として辻褄合わせないとな…と、思っているところでもあり、このスイーツはなかなか使える…とページをめくっていたら。
なんと、かるかんの作り方が出ているではありませんか!!
かるかんは、私、大好物なのです。
しかし九州のお菓子なので、そうそう好きな時に食べられないのですよ。どうしても食べたくて複数の和菓子売り場を徘徊したこともかつてありました。
え、自分で作れるの??
と材料を見ると、「大和芋」と。そう、山芋が入っているのは知っていたが、なるほど、だったらすりおろして入れればいいだけなんだ。
続いて材料を見ると、「上新粉」と。おおーっ、あるある、上新粉たーんとあるっ!
ってなわけで、大和芋を買って帰り、早速作ってみたのですが。
このレシピ、餡がないのです。いいんですけどね、好きなのは饅頭の皮にあたるところだから。
しかしそんなことより、堅くて完全に失敗。
上新粉が多過ぎたのと、蒸す温度が高過ぎたのでしょうか。改善の余地あり。
「型に流しいれる」と言われても、ねっちょねっちょしちゃってちっとも流れないんだもん。また、きっと分量の計算間違えたんだろうと自ら納得。
ただ、山芋の香りは、これぞかるかん、という仕上がりでした。
まだ旦那に食べさせられる代物ではないので、ひとりおやつに食し消費しましたが、次回はもっと粉を少なくして大和芋の割合を多くし、餡を入れてみようと思います。
そうするとタニタ的ではなくなるのか?
いや、では皮の砂糖を減らそう。
というわけで、残りの上新粉もかるかんに変身することになりました。