お取り寄せ、『燻製工房 峯』の
鴨の燻製です。ゲストには鴨と豆腐の燻製セットをお土産にお持ち帰り頂きました。
こうして客観的に眺めてみると、クレソンをもう少し真面目に敷けよ、という感じ。
そしてこちら、今回、実際に最も力を注いだ一品、
パプリカのクリームソースのリングイネ。
パプリカのクリームソースは
プーリアのリストランテで食べて以来、真似したいと思っていました。でも、ベースになるレシピは何か既製のものが欲しかったのですがありませんでした。
それで以前は
「ニンジンのクリームソース」がイタリアで買ってきた料理本に載っていたので、「これを作ってみて野菜とクリームの割合の感触を確かめてからパプリカにアレンジしよう、と、ニンジンのクリームソースを作ったことがありました。
今回も、そのニンジンクリームを久しぶりに作ろうとレシピを探したら、なぜかニンジンはみつからず、パプリカのレシピがちゃんとあったのです。
そこで挑戦してみました。イタリア語は少し辞書を引きましたが、ところどころよくわからない部分は感覚で理解し、まあ料理ですからね、だいたいわかれば後は自分流にアレンジしてしまえばいいわけです。
これはこれで大変おいしかったのですが、プーリアで食べたものとは味が違いました。今回はパルメジャーノ・レッジャーノを入れ過ぎてしまったようで、私が期待していたパプリカの甘みが負けてしまったのです。
もっとも、使っているパプリカそのものが違うといってしまえばそれまでですが。輸入物のパプリカが、プーリアの太陽を浴びて育って完熟するまで実っていたパプリカにかなうはずがありません。
これはまた別の機会にリベンジしたい。
メインは
国産牛スネ肉のトマト煮込みにしました。
危うく写真を撮り忘れるところでした…というか、これでは撮り忘れたも同然ですが。
こういうのはストウブの得意分野です。大好きなぐつぐつぐつぐつ…を楽しみましたが、完成したものを食べてみるといまひとつ。スネ肉は松居一代のマジック・キッチンの方がいいかもしれません。
あと、トマト煮ではなくて赤ワイン煮にするべきでした。次回はそっちに挑戦します。
他にハモン・イペリコとかチーズとか少し出しましたが、ごちそうはだいたいこんな感じ。
笑い転げた楽しい集いでした。《もうちょっとだけつづく》